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用語解説

新NISAとは?
つみたて投資枠・成長投資枠の基本を初心者向けに解説

2026年10月6日更新

2024年にスタートした新NISAは、非課税保有期間が無期限になり、年間投資枠も大きく広がった制度だ。つみたて投資枠と成長投資枠の違い、年間・生涯の非課税枠について、初心者向けに整理する。

新NISAとは何か

NISA(少額投資非課税制度)は、株式や投資信託の運用で得た利益(売却益・配当・分配金)が非課税になる制度だ。通常、証券口座で得た利益には約20%の税金がかかるが、NISA口座内での取引であればこの税金がかからない。2024年からの新NISAでは、旧制度(一般NISA・つみたてNISA)の使いにくかった点が見直され、制度が恒久化されるとともに非課税で保有できる期間も無期限になった。

つみたて投資枠と成長投資枠

つみたて投資枠年間120万円まで
成長投資枠年間240万円まで
年間投資枠の合計最大360万円

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、併用が可能だ。つみたて投資枠は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託を定期的に積み立てる枠で、長期・分散投資に向く設計になっている。成長投資枠は、個別株や幅広い投資信託を購入できる枠で、罫線帳で紹介しているような個別銘柄への投資は、基本的にこの成長投資枠を使うことになる。

非課税保有期間が無期限に

旧NISAでは非課税で保有できる期間に期限があり(一般NISAは5年、つみたてNISAは20年)、期限が近づくたびに売却や移管を検討する必要があった。新NISAではこの非課税保有期間が無期限化されたため、一度購入した商品は、売却しない限りずっと非課税の恩恵を受けながら保有し続けられる。長期保有を前提にした銘柄選びとも相性がよい変更点だ。

年間投資枠と生涯投資枠

年間に投資できる上限額(年間投資枠)とは別に、生涯を通じて非課税で保有できる上限額(生涯投資枠)も定められている。生涯投資枠は合計1,800万円で、このうち成長投資枠として使えるのは最大1,200万円までとなる。非課税枠は商品を売却すると翌年以降に復活する仕組みになっており、保有商品を入れ替えながら柔軟に使うこともできる。

新NISAで個別株に投資する

罫線帳で紹介しているようなトヨタやソニーといった個別銘柄に新NISAで投資する場合は、成長投資枠を使うことになる。値上がり益はもちろん非課税になるほか、配当金についても、証券会社で「株式数比例配分方式」を選択していれば非課税の対象になる。ただし、NISA口座内での取引は損失が出た場合に他の口座の利益と損益通算ができない点には注意しておきたい。

まとめ

新NISAは、非課税保有期間の無期限化と投資枠の拡大によって、旧制度より長期的な資産形成に使いやすい制度になった。個別株投資をするなら成長投資枠を中心に、積立投資も組み合わせたいならつみたて投資枠も、という形で自分の投資スタイルに合わせて枠を使い分けるとよい。

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※本記事は一般的な情報提供を目的とするものであり、特定の銘柄の売買や投資商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。制度内容は変更される場合があるため、最新情報は金融庁や各証券会社の公式情報でご確認ください。